赤ちゃんが泣くことについて
赤ちゃんのいる生活が始まり、4か月が経過した。
そこで思ったことを綴っておこうと思い、なんとなくブログを始めた。
簡単に自己紹介をしておくと、大学(人文社会学部)卒業後、社会人1年目の終わりに23歳で入籍をし、その後は約1年間、DINKS期を謳歌した。
贅沢こそしない生活だが、共通の趣味である音楽フェスや旅行を2人で楽しみ、子どもが欲しいと思うのも不自然なことではなかった。
いつ授かってもいいな、と思ったときに、妊娠が発覚したのは社会人3年目になり、25歳になろうとしたとき。
そして産休に突入し、年の瀬に無痛分娩で息子を出産した。
出産に関してはまた別で綴ろうと思う。
今日は、今まで赤ちゃんと過ごして思ったことを漠然と書こうと思う。
赤ちゃんの存在
私は友達によく赤ちゃんのことを「宇宙人みたい」と表現して、笑われる。
でも本当にそんな感じ。
英語で言うなら、「stranger」。
異世界から来た、何か。
それは目に入っても痛くないという表現がふさわしいほど、信じられない可愛さ。愛しさ。
言葉も通じないし、何を考えてるのかもよくわからない。
それでも赤ちゃんにできることはたった一つ、泣くこと。
赤ちゃんが泣く理由
出産翌日に抱っこの仕方を教えてもらうまで、赤ちゃんの抱き方すら知らないほど、育児の知識ゼロで赤ちゃんとの生活がスタートした。
もちろん、誰もが最初はママ1年生。うまくいかないのは当然。
そして誰もが最初にぶつかる壁が、「赤ちゃんがなぜ泣いているのかわからない」ということ。
いま思うと、ほとんど次のパターンしかない。
- 眠い!寝たい!
- 暇!飽きた!寂しい!構ってほしい!抱っこしてほしい!
- おなかすいた!
新生児の頃は、どれも同じくらいの割合だった気がするけど、いまでは1が80%、2が15%、3が5%でほとんどないくらい。
とくに息子はわかりやすくて、眠くなってきたら眉毛のあたりが赤くなってぐずり始めるので、抱っこして寝かしつければ終了。
そうでもなくぐずり始めたら、おもちゃを変えたり、抱っこしたり、寝かせる場所を変えたり、散歩したりして気分転換すれば泣き止む。
おなかがすいて泣くことはほとんどなくなり、あったとしても時間で大体わかる。
こうして、「泣き止まなくて困る!!」ということがなくなったので、赤ちゃんが泣くことについて深く考えてみることができるようになった。
赤ちゃんはなぜ泣くのか
ここから先はあくまで私の想像。
以前、赤ちゃんは不快なことがあるとすぐに「死のう…」と思うほどショックを受けているというブログを読んだ。
考えてみれば、当然のことである。
だって、いきなり知らない世界に放り出されて、自分には何もできないし、相手に伝える術もない。
とにかく赤ちゃんは不安しか抱えていない。
そんな状況で安心して眠ることができるか?
おなかがすいたら?
どう過ごしていいかわからないときは?
例えば私がわけのわからないアフリカの国に連行されて、同じ状況に陥ったら、、泣くしかない。
信頼できる人にずっと側にいてほしい。
だから、赤ちゃんが泣くのは当然。
そう思えば、泣かれても全然イライラしないし、むしろ不安な気持ちにさせてごめんね!!っていう気持ちになる。
こんなときに親にできることは、笑顔で話しかけたり、抱っこして、安心させること。
とくに笑顔のパワーを侮ってはいけない。
最近の息子は、私が目を合わせてニコニコしているだけで、つられて自分もニコニコしている。旦那がニコニコしながら選挙の話をしても、つられてニコニコしてる。面白すぎる。
ちなみに、息子はまったく夜泣きをしないんだけど、夜泣きをする子は、夜になると不安が強くなるタイプなんだろうか。そう思うと愛しくてしょうがないな。
まぁ、まだ知恵のない赤ちゃんに言えることなので、幼児になってきたらまた違った泣き方も出てくるだろうけど、これが基本の感情なんだろうなぁって思っておこう。
おしまい。