頭の体操

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妊娠生活について<後編>

息子が生まれてから早6ヶ月、寝返りを頻繁にするようになって、目が離せず、また暇な時間が少なくなってきた。当たり前だけど、日々成長していく姿を見てると、愛しさも増してくる。日々、何して過ごしてるのか自分でもよくわからないけど、時間が一瞬で過ぎていく。えーと、要は、前回の更新からめっちゃ間隔空いてるけど、妊娠生活振り返りの後編、書きます。

 

妊娠中期

妊娠初期の切迫流産を乗り越えたあとは、普通に仕事に復帰した。営業にもガンガン行った。変わったことといえば、課長の計らいで残業をしなくなったことと(もともと月一桁とかだったけど)、営業車の運転を同乗者に任せることになったことと、自分が行かなくても済む用事は他の人に任せるようになったこと。

職場の人にたくさんたくさん甘えさせてもらいました。

本当に恵まれた職場で、よかった。

有難うございました。有難うございます。

 

二週間に一回の検診(後期は毎週)は、定時退社後に行っても間に合う時間だった。ほとんど旦那も付き合ってくれたのが嬉しかった。毎回エコーを見るのが楽しみでならなかった。顔はあんまり見せてくれなかった。

 

お盆休みは、体調も良かったので、新潟に旅行した。

まったり過ごすつもりが、越後妻有トリエンナーレも予想以上に楽しくて、わりと観光しまくった。

 

少しずつ少しずつお腹が膨らんできて、少しずつ少しずつ胎動がはっきりわかるようになって、何をしていいのか、何をしていけないのか、悩みながら、過ごした。

 

妊婦が行って良いのか悪いのかわからないけど、ライブも行った。産まれたら行けなくなると思ったら、なるべく我慢したくなかった。

大阪までドライブして、「全感覚祭」っていうイベントも行ったし、ライブハウスには9カ月まで行った。

お腹を見たライブハウスのスタッフさんが椅子を出してくれたり、声をかけたら安全な場所で見させてくれた。だから、スタンディングでも何とかなるということを学んだ。

 

食べ物で気を付けたのは、カフェインを摂らないようにするのと、好きなレバーと、刺身をやめておいた。でもそれくらいで、あとは普通に食べた。食欲は終始変わらなかった。

 

妊娠後期

どのあたりから後期というのか忘れたけど、予定日の8週前の途中で、産休に入った。

ほんとは会社の制度では予定日の6週前からが産休だけど、有休消化を少しした。(バタバタで、全部はできなかったけど)

 

産休前最終出勤日は、職場の皆様に御菓子を配りながら挨拶をして、飲み会に行った。

荷物、そのままでいいよ、いつでも戻ってきて!って感じだったので、本当に荷物をたくさんそのままにしてきた。

 

産休中は、とにかく寝た。

何でだろう、暇だったから、とにかく寝た。

朝、旦那の出勤を見送ってから二度寝して、昼前に起きる、みたいな感じ。

いま思えば、産後こんなに長時間寝れることはないので、やっておいて本当によかった!

 

起きてからは、海外ドラマや映画を見たり、図書館で本借りて読んだり、散歩したり、部屋片付けたり、出産に向けた準備したり、引っ越しの準備したり。

二回くらい、マタニティヨガにも参加した。

時間はたくさんあったけど、病院に30分で行ける範囲しか行動できなかったのが、残念だった。

 

食べたいものや、行ける店には行ける範囲で行った。満足。

 

陣痛ってどんな痛みなのかなぁとか、突然破水したらどうしようとか、不安はつきなかった。産後のイメージはあんまりてか、全然できていなかった。

 

でも、なんやかんやで、予定日より前に陣痛らしき痛みが来て、無事に出産。このあたりはまた余力があれば別に書こう。

 

妊娠生活を振り返って

幸いなことに、悪阻がなかったので、思ったよりは辛くなかった。ただお腹が大きくなって動きにくくなったり、疲れやすくなったり、歩くスピードが遅くなったり、というところが大変だった。

 

気持ち的には妊娠前とあまり変わらなかったので、そそっかしい素振りをしたりして、回りに心配をかけることが多かった。

 

なかなか、自分のお腹の中に新しい命が宿っているというのは、胎動を感じても、エコーを見ても、心の底から“実感”できてなかったと思う。

だから、名前を考えるときとかも、ピンとこない存在に名前をつけろといわれてもピンとこなかった。(候補が出てこず、悩みに悩んで、ドライブしてるときにポンと決まったけど)


ママでさえ、実感わいてなかったから、パパなんてもっと実感わかなかっただろうな。

そりゃ会話に多少温度差あって当然だよね。

あのときは「ちゃんと考えてる?!」なんて、怒ってごめんね。

 

いま思えば、本当に貴重な時間だった。

こんなに愛しい息子が自分のお腹の中にいて、自分と直接繋がっていたなんて!

 

信じられないね。

夢みたいな話だ。

 

またいつか、こんな素敵な時間を過ごせますように。

 

おしまい。