頭の体操

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赤ちゃん連れの京都音博日記(2019)

だいぶ時間が経ってしまったが、9月に、ちょうど9ヶ月になった息子とともに京都音楽博覧会へ行ってきた。アルバムを見返すと懐かしい気持ちになったので、どうやって乗り越えたかを記しておこうと思う。


ちなみに息子のフェスデビューは5ヶ月のときの森道市場で、その後7ヶ月のときにOUR FAVORITE THINGSにも参加したので、これで三回目のフェスとなる。(フェスに行ったことのない友人に話すと、めちゃくちゃ驚かれる)
産前は、しばらくフェスは行けないと覚悟していたが、案外行けるもので、また今まで気づかなかった周りのベビー連れにも目がいくようになり、その多さにも驚かされる。


よっぽど山の中で開かれているフェスでない限り、赤ちゃんを連れていく環境としては悪くない。(と、思う)
というか、人混みの中ほぼ屋外で過ごすという意味では、ディズニーリゾートとかに連れていくのと大変さは変わらないのではと思う。


というわけで、ナンバーガール見たさに、行くことを決めたのであった。


1日目

愛知県に住む我々は、車で京都に向かうことにした。
新幹線の方が、移動時間も短くていいかもと直前まで迷ったが、なんせ荷物が多い。3人分の二泊の荷物(着替え、基礎化粧品など)、フェス用の荷物(レジャーシート、雨具など)、ベビー用の荷物(離乳食、オムツなど)を抱えて、しかも赤ちゃんも抱えて移動するのは、大変と判断した。


名古屋から京都は、車で2時間程度。
朝、家で離乳食を食べさせて(この頃は二回食で、だいたい三時間おきにミルク)、出発すると、早速車で寝てくれたので、行けるところまで走った。琵琶湖を望むSAで、昼の授乳&オムツ替え。(名前は忘れたが、ひとつ手前のPAには授乳室はないと言われたので、移動した)


京都に到着して、D&Department KYOTOでランチ。
座敷でランチが可能で、他にも子連れがいた。

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座敷で、しかも座椅子があるというのは、本当に子連れに有難い。(よくある掘りごたつ、あれは危ない。)抱っこひもで座椅子に固定しておき、ぐずったらハイハイやたっちをさせることが可能。最高。
早速京都の雰囲気を味わった。


21日だったので、東寺で開かれてる弘法市へ向かうことに。
その前に、京都駅前のイオンで、授乳&オムツ替え。
16時までの弘法市、滑り込みで行ったけど、ぱらぱらと店を片付け始めていた。
土産に箸を買って、付近を散歩して、また京都駅へ戻る。
途中、コロッケを買い食い。

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夕飯を食べられる、座敷のある店を探すが、なかなか見つからず、結局またイオンに戻って、中華料理を食べた。(離乳食もあげた)やっぱイオン最強。ほんと子連れに優しい。優しすぎる。


それから伏見稲荷のライトアップを見に行き、東寺近くの宿にチェックインして初日が終了。

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昼間は何度か行ったことあるけど、夜は初めてだったので良かった。


ちなみに今回、息子は初めての外泊。
音博の会場である梅小路公園まで徒歩で行けて、和室で、バスルームとトイレが別の宿(湯船に浸からせたいし、洗い場も必須なので、ユニットバスがあるだけの宿では無理)、という条件で探すのはなかなか大変だったが、なんとか見つかった。
The Pagoda Experienceという宿。多分長期滞在向けの宿で、部屋にキッチンもあったんだけど、それがむしろ哺乳瓶を夜洗って乾かすことができて便利だったし、お風呂もまぁまぁ広くて、協力して入れることができてよかった。布団は三組敷いてあった。

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心配したけど、夜泣きもせず、疲れたのかコテンと寝てくれて、夜もぐっすりで助かった。


2日目

朝、宿で離乳食を食べさせて、東寺の境内を散歩。
歩いて梅小路公園に向かい、コンビニで買い出しをする。
旦那の友人と合流し、開場を待って、場所取りをしてもらった。(その間息子は抱っこひもで朝寝)
水族館に行こうかと思っていたが、チケット購入が既に長蛇の列だったので、諦めた。(結果、行く時間もなかったので買わなくて正解)


音博は、ワンステージの前にスタンディングエリア、後方にレジャーシートを敷いてのんびり聴けるエリアがある。

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無事にレジャーシートを敷いて場所を確保したら、音博がスタートした。
くるりの開会宣言、Homecomingsを聴いている間にレジャーシート上で、液体ミルクをあげた。


実は今回、初めて缶の液体ミルクを使用した。
結論からいうとめちゃくちゃ便利で、使わない手はない。
私は普段混合授乳で、母乳+ミルクなんだけど、預けるときや授乳室が見つからないときはミルクだけでも大丈夫。(半日に一回は吸ってほしいけど)

哺乳瓶にそそいであげるだけって…
ちょ~~~~~~便利!なにこれ!


それから授乳室の場所の確認も含めて、散策。
会場を出て、物販の方へ歩くと、公園事務所があり、そこの授乳室が借りられることを確認した。
あとは、後から知ったけど、ステージ後方の救護テントにも臨時の授乳スペースが設置されていた。あとは水族館の授乳室を利用するか、くらいかな。


そこでオムツを替えて戻り、折坂悠太とnever young beachを聴く。レジャーシートで聴いてると、遠いし、音量もそこそこだし、まぁ、そこそこ、、だけど、今回はのんびり聴ければいいやって感じだったのでよし。折坂悠太は二年前くらいにソロで狭い箱で弾き語りを観て以来だから、大きいステージで観るのになんか違和感、、でも、良かった。ネバヤンは何度も観てるし安定かな。

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ちなみに、赤ちゃんへの音量対策は、

こんな感じのイヤーマフラーをつけて、後方で聴くに限る。たまになんもせずに前方、スピーカー前にいる子供見ると、流石に心配になるけど。


そしてネバヤンの終わりがけ、雲行きが怪しくなり、雨雲レーダーを見ても、もうすぐ降るって感じだったので、さらに後方の屋根のあるところに私と息子は移動。(旦那は雨装備をして前方に移動)
この時点では周りはまだ雨を意識していなさそうだった。


そもそも今年の音博、台風が近づいていて天気も怪しかったから、行くかどうか直前までめちゃくちゃ迷った。ていうか、ほぼ行かないつもりだった。赤ちゃん連れに、雨は、無理。ポンチョの中で抱っこひも?とか、何回もシミュレーションしたけど、流石に無理、可哀想。でもなんとか曇りで持ちそうな予報になったので、降ったら水族館でも行ってくるわ、て感じのスタンスで行くことにした。


で、結局、ナンバーガールが雨を呼んだ。
それも、土砂降りの通り雨を呼んだ。


すぐ止むことも雨雲レーダーで分かっていたので、私はずっと屋根の下で乗りきり、一滴も濡れずに乗り越えたけど、凄かったなぁ。色々。


ちなみに雨宿りしてる間、隣には同じくらいの月齢のママ&ベビーがいて、お話をした。聞くと、実家が名古屋?のようだが、京都と比べてどうかと聞くと、名古屋の方が子育てはしやすいかもと言われた。あと、京都の子連れおすすめスポットも聞いたけど、なんて答えてもらったかあんまり覚えていない。。


ステージは遠くてあんまわかんなかったけど、前方で観てた旦那は音が小さかったと言いつつも満足気に戻ってきた。


次のBEGINのステージ、観たかったんだけど、ここで離乳食&授乳&オムツ替え休憩。営業時間が過ぎたのか、公園事務所みたいなところ、閉まっていたが、中のおじさんに声をかけたら快く授乳室を貸してくれた。


そして最後のくるり
ここまであっという間だった…
いきなり グッドモーニング、 ブルー・ラヴァー・ブルー、スロウダンスの流れは、行って良かったと思わざるを得ない、最高の流れだった。
音博に来てる人で、くるりが嫌いな人はいないだろう。だから、最後まで残ってる人たちはみんな、くるりを楽しみに待って、くるりの音楽を噛み締めていて、とっても良い雰囲気だった。
彼らのホームタウンで聴くくるり。染みた~。最高~。


混雑を避けて、アンコールは後方に移動して聴き、終わった瞬間に帰った。
宿まで徒歩で戻る途中、座敷のあるひっそりとした寿司屋に入って、無事に音博が終了。

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大将が、息子のためにポッキーとヤクルトをくれた。本人はまだ食べれないけど…ありがとう大将。


3日目

この日は観光して帰る日。
朝、離乳食をあげて、京都マンガミュージアムへ。
とくにゆっくり漫画を読むことはできなくても、歴代の作品を眺めたり、ちはやふるの原画展を観たりして楽しんだ。
キッズスペースもあって、絵本もたくさんあったので、ここで息子を少し遊ばせた。

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息子は絵本よりも、可愛らしい椅子に夢中。
そしてここでも、缶の液体ミルクを利用して授乳&オムツ替え。


昼時になったので、座敷のある店を探す。
少し歩いて、ランチをやっている店に入る。
ここでプチハプニング発生。
注文をして、あとは料理を待つだけ~という状態のときに、息子がうんぴをしてしまったのである。
食事が終わるまでオムツを替えないのは可哀想なので、付近でオムツ替えシートのあるトイレを探すが、普通の飲食店にはもちろんないし、近くのホテルのロビーの方に聞いても設備はないという。少し歩いたところに博物館があるので、旦那がそこまで連れていき、無事に替えてくれた。(この間に私は食事をとらせてもらった。。)
オムツ替えできる設備、大事。。


食後は、三条通りを散歩して、鴨川を見て、満足して、おにぎりを買って、帰路についた。

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帰りの車の中で、またもや液体ミルクをあげて、SAでオムツを替えて、無事に帰宅することができた。



と、いうことで、音博は赤ちゃん連れでも十分楽しめる。そして京都は果たして赤ちゃん連れに優しい観光地かというと、あまりそうではないのかもしれないけど、なんとか満喫することができる、ということがわかった。

なんだこの日記、なんの意味があるんだ。
おしまい。